第2次キャブ清掃(せんそう?)
普通なら、新品のプラグがたった数時間でこんなに真っ黒になるわけないですよね...
これはキャブのエアー通路が詰まってしまってるか、メインジェットの番号が大きいのかなぁ...
って思いながら開けてみます。
凄く綺麗です...
ついでに、カブのキャブレターの、エアー、燃料の流れ説明をしときますね
赤線がメインジェット系、青線がスロージェット系です。
黒バツは製造時に開けたようで鉛で閉ざされてます。
で、緑がアイドルスクリューですね。
①アイドリング時...
ピストンが上下することで空気が吸われます。
真ん中の大きな穴はスロットルで塞がれてるので、空気は青の線を通るしかなく、通る時に燃料も霧状になり吸われます。
②スロットルを開ける...
スロットルを回すと、真ん中の大きな穴から空気が吸われるようになり、下の筒の青の線のように空気は少し圧縮されて通りづらくなり、何の抵抗もない赤の線を空気が通れます。
全開でも上がってしまう事は無いので、ある程度の抵抗は残り赤の線を空気は通らなくてはならなくなります。
ここを通ることでメインジェットから燃料を吸い上げることができるようになります。
斜めの方がエアクリ側
ってことでこの通路が詰まってたりすると上手く動かないので再清掃です!!
前回の失敗(飛び跳ね)を踏まえてキャブクリーナーを袋の中で吹きかけます。
30分ほど吹きかけては放置を繰り返します。笑
そしてこれでもかってほどコンプレッサーでエアー通路を吹き続けます。
そして、メインジェット、スロージェットもキャブクリーナーに漬け込んだんですが...
なんか...蒼い...
ついでにライトアップ
幻想的ですねぇ〜
謙遜ないでしょ?
あとはパーツクリーナーで綺麗にするついでに、全ての穴からパーツクリーナーが勢いよく出るか確認して組み上げます。
そして番号の大きいメインジェットを...
っと確認したところ純正の75番です。
なのに穴の大きさは85番と同じ 笑
左から、75、75(付いてたもの)、85
燃料が通っただけでメインジェットの穴が広がってしまったのでしょうか!?
まあ驚きつつも元に戻し、キックの噛み合わせを確認する為に手で回したところ...
ボッ..ボッ..ボッボッボッボボボボ!!!
掛かっちゃいましたね(^ω^)
キャブのエアー通路清掃の効果凄まじい 笑笑
セットで買ってよかったですね 笑